2025/06/09
令和7 年5 月20日 大阪府製本工業組合
1.招集年月日 令和7 年4 月30日(水)1.開催日時 令和7 年5 月14日(水) 午後6 時45分〜午後7 時35分1.開催場所 大阪製本会館1.理事・監事の数及び出席理事・監事の数並びにその出席方法理事数 17人 出席理事数 17人(本人出席12人)
1.出席理事等の氏名 (本人出席)富塚宗寛、寺川務、管東稔浩、横井邦章、田中尚寛、立花弘子、三木信二、金田英幸、岡田大介、菊地雄一郎、栗林亮、宮前雅州(書面出席)井谷陽一、小野木基博、清水博司、徳井剛、東野康隆1.議長の氏名 富塚宗寛1 .議事の経過の要領及び議案別議決の結果定款の規定により理事長、富塚宗寛が議長に就任し、理事会の開会を宣言。富塚理事長より次のとおり挨拶があった。「いよいよ関西万博も始まり会期中の予想入場者数が2860万人、1日の平均入場者数が15万人と予測されていましたが、未だに達成されておりません。私も未だ行けてないのですが、行かれた人から聞くと“ええよ”!と言われているので一度行きたいとは思っています。仕事の関係ですが今は落ち着いているのではと思います。5 月に入りGWがあけると例年の如く仕事が無くなってしまう傾向が4 月から続いています。通常総会が近づいて参りました。組合の財政も逼迫しており理事会でも検討をしなくてはならない事も多々あります。その節には理事の皆様のご協力をお願いいたします。それでは本日も忌憚のない意見を聞かせて頂きたいと思います。」田中専務理事より、本日の書面出席は、5 名との報告があった。
第1 号議案(審議事項)・・・資料略第56回通常総会・懇親会の開催関係について事務局より資料に基づき説明、報告。「総会及び懇親会の役割分担ですが、最終の説明といたします。総合司会は金田常務理事、議長は管東副理事長、第1 号議案と3 号議案は田中専務理事、第2 号議案と4 号議案は立花常務理事、第5 号議案は三木常務理事、閉会挨拶は横井副理事長にお願いをしております。懇親会の来賓ご挨拶ですが、4 名の皆様にお願いをしており、近畿経済産業局、サービス産業室、室長、遠藤浩規様、大阪府ものづくり支援課、課長補佐、山本芳生様、大阪府印刷工業組合、理事長、高本隆彦様、組合顧問の中山泰秀様(秘書の方の代理出席となる模様)にお願いをしております。なお乾杯のご発声は賛助会の叶ウ栄機械製作所、大阪支店長の石井秀高様にお願いをしております。賛助会の自社PRも実施、懇親会での検討事項(来賓の皆様への対応等)も含めよりよい宴席であればと思います。参加状況ですが資料のとおりほぼ前年と同数の状況です。組合員等20名〜25名、ご来賓13名、賛助会員約10名となっております。」
第2 号議案(審議事項)賦課金(事業所別)、組合員名刺広告料、事務手数料の改定について田中専務理事より、「先月( 4/9 日)の理事会からの継続案件となっております、ここ数年間の課題の財政のことですが、先月皆様に見て頂いた、6 年度収支決算報告、7 年予算案の件ですが、例えば自動販売機の収益を使うというような不健全な財政状況です。前回2013年に賦課金を改定した時の組合員は100 社、現状は47社という事です。皆様に再度お知らせするのですが、先月ご提案した事業所別賦課金について3 , 500 円を5 , 000 円にする件と、製本と紙工名刺広告(組合員のみ)を1掲載5 , 000 円から10, 000 円にする、次に事務手数料として50円/1, 000 円を100 円/1, 000 円に上げさせて頂くとの事で資料をお配りしておりますが詳細は事務局から説明いたします。」との発言のあと、事務局より資料に基づき説明。「田中専務理事より説明がございましたが、賦課金・事業所別会費の改定につきましては、前回の改定(1,000 円⇒ 3,500 円)時期は平成25年(2013年) 5月18日の第44回総会で提起し賛同を得て、当年4 ・5 ・6 月は1 , 000 円、7 月より3 , 500 円を徴収。当年度の組合員数は100 社、賛助会員数は53社、予算は1 , 500 万円でした。今年度改定するとすれば周知期間もあり、下半期の10月よりの6 か月分徴収になろうかと思います。総会で臨時上程する必要があり、全組合員への状況説明(理解を求める)が必要となります。具体的には現行の1 社、月額3 , 500 円を5 , 000 円に改定した場合、下半期分として423 , 000 円の増額となります。次に製本紙工の名刺広告掲載料の件ですが、現在30社の皆様から名刺広告の掲載を頂いております。現行5 , 000 円/1掲載を10, 000 円/1掲載に改定のお願いをしたいと思います。次回8 月(夏季号)の発行となりますので、現行掲載額/30 社、15万円から30社/30 万円の広告掲載料となります。次に、事務手数料の改定と総会開催に伴う補助のお願いでありますが、従来からご協力を頂いておりますが、品種別専門部会、支部、若葉会、五十鈴会の事業運営に係る事務局業務(会計、各種案内状作成など)の、事務手数料の改定については、現状1 , 000 円/50 円の手数料ですが、改定後は1,000 円/100円を頂きたいと思います。それぞれ傘下人数分を頂きたいと思います。現状合計金額132 , 000 円が改定後は264,000 円となります。最後になりますが、組合総会・懇親会開催に伴う費用補助についてお願いをいたします。・各支部より1万円の補助(5支部×10,000円=5万円)/1大会・品種別専門部会より10万円の補助/1大会以上から、総会開催にあたり1 大会15万円の補助額となります。」田中専務理事より、「財政逼迫の状況により事業所別賦課金の改定については本来3 カ月位の期間を設けて丁寧な根廻しをしていくのですが、100 社の時から比べて47社少数精鋭との事ですので、FAX 1 枚で周知との乱暴なことはするつもりはありませんので、支部長にはある程度動いて頂かなくてはならないと思います。ここでフリートークをお願いしたいのですが、ご意見ございますか。」されに田中専務理事より、「値上げを機に組合を退会したいとの方が出てくるかもしれません。名刺広告の件も倍になれば現在の30社がそのまま15万円の増額収益が出るかというとそれも見込めないかも知れませんが、事業所別賦課金の改定につきましては、10月1 日から適用させたいとの事を定期総会で上程したいと思います。」富塚理事長より、「専務理事から発言があったように“いきなり感”があると思いますので、総会で決定するのは乱暴なので、その方向で進めたいという事で上程して、その後、支部長を中心に事業所に出向いて状況を説明して理解を得ていく方向で進めていきたいと思います。まずは我々理事がこの状況を十分理解して組合員の皆様に説明をして頂きたいと思います。誰しも値上げは嬉しくはないけれども組合に加入している以上、組合財政がこのように逼迫している事を理解して頂きたいと思います。」との発言があった。田中専務理事より、「今後こうする可能性があることを総会で上程して決をとり、賛成となった後の話であり、臨時議案の様なもの。上程してこういう方向でいきますと賛成であればその後、支部長がいっていただくとの流れだと思います。本理事会で決をとる内容ですが、「事業所別賦課金の改定に対し、5 月24日(土)開催の総会で臨時議案として上程することに対し、賛否を取らなくては行かないので、挙手ねがいます。」結果満場一致で了承となった。(この方向性で進めていく内容との結論)臨時議案の内容・組合財政の現状・事業所別賦課金の改定額(従業員別はそのまま据え置き)・改定予定時期 等々「なお、議決後は組合員の方への説明で文書が必要となります。内容は、この労働不足の日本において特定技能制度(外国人雇用)が制定された経緯も含め、組合がその権利をもらえることを何等かの形で文書化して丁寧な説明の中に盛り込みたい。そちらの資料は理事長を中心に作ることといたします。富塚理事長より、「外国人雇用の関係は雇用していないところが圧倒的に多い。説明に行っていただく方も雇用していないから判らない、余り関係ないと思っているので猶更文書は必要だと思います」。との発言があった。
第3 号議案(審議事項)セミナーの開催について(オンライン&リアル)「ChatGPTセミナー 〜製本業界は生成AIの夢をみるか?〜」田中専務理事より説明。「このセミナーは今後必要ではないかとの事で四役会の皆様に図り、製本業と生成AIとのテーマで決定いたしました。3年位前が生成AI元年だという事でネット等検索すると生成AI等々が出てくるのをよく目にされると思います。資料は回覧ですが、まだブラッシュUPするとの事です。講師は東京工組の株式会社田中紙工、専務取締役、田中大貴様(たなか ひろき)にお願いし、6月11日(水)にセミナーを開催いたします。本人が来られます。リアルとリモートの併催です。予定は17:00〜四役会、17:30〜理事会、18:00〜セミナー19:30まで、その後懇親会となります。組合としても賦課金も値上げを予定しているし、イコール何か魅力のあるものを提供しないといけないとの事で、セミナー等積極的に開催していきたいと思いますので是非ともご協力程お願いいたします。」富塚理事長より、「講師は全製工連の田中会長の息子でチャットを使って色々やっておられる。聞けば参考になると思います。リモートだけの話であったが、リアルの方が迫力もあるし、来てもらってくれとの事で、リアル開催としました。ここにおられる方は是非参加をお願いいたします。」との発言があり、賛助会、六団体協議会にも周知し、リアル会場は製本会館とするが、参加状況により会場変更することも検討する。
第4 号議案(報告事項)1 支部、部会の活動状況田中専務理事より(手帳製本委員会)4 月19日(土)〜20日(日)全製工連手帳専門委員会が宮城で開催された。残念なことに宮城県製本工業組合は人数が居ないとの事で解散が決定している、新日本紙工様のご厚意により、開催された。本来は大阪開催であったが、万博の関係もあり宮城での開催となった。工場見学と意見交換が開催された。工場見学にあたり全ての機械を稼働して頂きかなり迫力のある工場見学であった。参加者の皆様から、・畑違いでもあるが参考になることも多くあるので、例えば三方金箔も見せてもらったが、ああいう風にするのだとか、何かに活かせることがあると思ってみていたが、関係ないはと思わずに畑違いの工場見学もいかれてはと思います。・足を運べば運んだだけの例えば壁にはってある作業指示書とか整理整頓されている状況もある。・上製本で背中を丸くする機械とか、金箔とか凄いと思ってみていた。糊のつける機会も当方は見えないところにあるが、新日本紙工の分は全部目に見えるところにあり、従業員のチェックポイントも当方でやっていないところとかも凄くチェックされていて、社長が言われるには上製本のセットに半日かかるがそれが単価に反映されないが、これを見てもらったら単価も上がるのではと思っている。翌日(月)メールが入り「厳しい状況にあるが皆で力を合わせて頑張っていきたいと思っている」富塚理事長より発言があり、外国人雇用の関係だけで組合員が増えているのは問題でないかとの、東京工組も組合員は10社減ったが外国人雇用の関係で20社増えたが大阪と同じ問題を抱えているとの事でした。(組合行事への参加がない?特定技能制度の為だけに・・・)愛知はご朱印帳の受注が増えているほか、文具展に参加したところ4 日間で1 年分の売り上げの成果があった。新日本紙工は売上前年比9 %減で利益の合わない仕事は断っているとの判断をされている。以上、来年は大阪で4 月16日(土)開催予定。・東南支部、4 月11日(金)午後6 時30分より、本せきぐちで開催した。・城西支部、4 月12日(土)午後6 時30分より長堀の芙蓉火鍋城にて開催した。❖管東副理事長より、「断裁機の買い替えをしたが、フットペダルがオプションなので会社の方針として今後は両手作業としたいと思っているが、両手操作はなれるものか。」との問いがあり、各理事より、・ずっとフットペダルでしていたが、ロケーションにより両手作業の設備の物もあり、最近はフットペダルはあるが両手操作をしている。これで切るのに時間は遅いが、慣れます。・切るのは遅いがなれると足でやるのが怖くなり、両手が一番だと思います。・商印の場合はフットペダル、崩れてしまうので、ノーカーボン系とか複写伝票はできないし、細かい仕上げとはできない。・先代は足踏みであり、新しい機械を入れた時に安全上、両手しか駄目と言われ結果、慣れてきました。今は手を突っ込む方が怖いです。・事故が起きなければどちらでも良いと思うが、起きれば面倒くさいし、慣れれば両手作業が安全上一番よいと思う。等々の意見がだされた。以上で理事会を終了した。