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製本ってなに?

■ 紙の発明は紀元前2世紀頃、中国で発明されたと考えられています。
紙が発明される以前、人々は石や木、動物の皮などに文字を記していました。
文字が書きやすく読みやすい紙が発明されてから、より読みやすく保存しやすい方法として製本の技術が生まれました。
製本には我が国古来の和装製本と明治以後の洋装製本とがありますが、今日普通に製本といえば洋製本をいいます。
■

和装製本

中綴じ

和装製本は、糸で綴じた「綴じ本」、それも四つ目綴じが一般的です。
他に巻子本(巻物)、経本(蛇腹本)などがあります。

洋装製本

洋装製本には用途により事務用と出版物に分けられ、造本形態によりハードカバーやソフトカバーなどの上製本、並製本(簡易製本)とに分けられます。
大きな流れとしては「折り」→「綴」→「断裁」で、綴じ方には「無線綴じ」「針金綴じ」「糸綴じ」の3種類があります。

針金綴じ

中綴じ

針金を使って製本する方法です。針金綴じには「中綴じ」と「平綴じ」の2種類があります。

中綴じは、背を針金で綴じ、その部分を2つに折った後、断裁して仕上げます。一般週刊誌やパンフレットなどに用いられます。

中綴じ

平綴じはノドの近くを側面から表紙とともに針金で綴じる方法です。ノド一杯まで本を開けないので綴じ代の分だけスペースが狭くなります。ページ数の多いマンガ雑誌などに使われています。

無線綴じ

アジロ綴じ

本の中味を糸や針金を使わずに接着剤だけで綴じた方法です。
無線綴じには「一般無線綴じ」と「アジロ綴じ」の2種類があります。

「アジロ綴じ」は折丁の背の部分に切り込みを入れて接着剤を入れ、くっつきやすくした方法です。文庫本、カタログ、月刊誌などいろいろなものに使われています。

一般無線綴じ

「一般無線綴じ」はブロックメモや方眼紙や便箋などばらし易いものに使われています。

糸綴じ

糸綴じ

糸綴じは一般的に「かがり綴じ」と呼ばれ、折丁を一折りずつ糸で綴じ合わせた方法です。並製本や上製本に用いられます。

その他にも色々な綴じ方、製本方法があります。
以上、綴じ方は用途とコストに応じて使い分けられます。

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