2014/04/04
第32回東京製本二世連合会 全員大会&工場見学
2014年4月4日、東京(品川区 アジュール竹芝)にて100名を超える参加者の元、楽しい雰囲気で開催されました。消費税引き上げに伴う駆け込み需要を乗り切り、参加者は解放感や達成感を感じていたようです。第一印象は、これからの製本業界を真面目に取り組もうとする人達が多かった気がします。東京の二世会は去年の約200社から150社へと、それは大阪を含める各地の減り方より大きいものがあります。もちろん年齢が卒業の為自然と減る原因はありますが、入会者が少ないということが大きな原因の様な気がします。当然この現象は将来の製本組合を映しているものでもあり、我々大阪製本組合も他人ごとではないので、出来ることなら、大阪若葉会への参加ができる方、もしくは参加を促せる方は、是非行動していただくことをお願いいたします。 各地からは愛知2名、岐阜1名、京都2名、大阪4名、今年の夏に誠友会開催地の岡山からは3名、広島1名、福岡1名と数年前に比べれば、3~4倍の参加数ではないかと思われます。 最近の全国製本誠友会への、東京からの参加状況とその交流ぶりは盛んで、Face book等を利用して時間と距離を詰めているようです。 東京二連の全員大会は、総会ではなく主な目的は、交流と懇親会にあります。ですので、アトラクション的な趣向もあり、段取り等盛り上げることに執行役員へのプレッシャーは年々増しているようです。またここ数年、次の日に工場見学を準備していただいているのが慣例になりつつあり、地方組は早朝から車4台で、東京二連会長藤本氏((有)富士紙工)の計らいの下、墨田区の(株)NACAMURA様と(株)小林断裁様を見せていただきました。どちらの社長様も素晴らしい考え方を持ってらっしゃい、敬服いたしました。特に、「5年先を予測して…」「ライバルが嫌になるくらい、あきれるくらいに一つの事にこだわる」といったお話が印象的でした。本当に感謝しております。また次回も機会があれば、参加させていただきたく思いました。 “あと関西人はセコイらしいです。” 大阪製本若葉会 中谷 康宏