2013/12/13
1.招集年月日 平成25年11月29日(金)1.開催日時 平成25年12月11日(水)午後6時30分〜20時00分1.開催場所 大阪製本会館1.理事・監事の数及び出席理事・監事の数並びにその出席方法理事数 23人 出席理事数 23人(本人出席18人、書面出席5人)監事数 1人 出席監事数 0人(本人出席 人)相談役数 2人 出席相談役数 0人(本人出席 人)1.出席理事等の氏名 (本人出席)清水常雄、岡本城夫、澤田政紀、富塚宗寛、寺川務、長田有司、松尾秀樹、大塚保男、小野木基博管東稔浩、木下和美、橋野昌幸、坂東光次、平田龍己、南幸次、三好健治、山口仁史、山田康郎(書面出席)東野康隆、平井一彦、中谷康宏、元山友愛、三木信二(オブザーバー) 活刷出版研究所 大阪支社長 祝迫多水治1.議長の氏名 清水 常雄1.議事の経過の要領及び議案別議決の結果定款の規定により理事長、清水常雄が議長に就任し、理事会の開会を宣言。
清水理事長から、次のとおり挨拶があった。「凸版印刷の協力会社の会に参加致しました。大手は10月まで順調で11月、12月は落ち込んでだそうです。我々にもその傾向は出ておりました。東京でもそれほど忙しくなく物の動きをみてもアベノミクス効果は我々業界には程遠いようです。私の会社を見ても動きは悪いと思います。書籍忘年会(12/7)でもお話をしたのですが、“電子書籍市場の情報として、「進撃の巨人」という劇画が大変な人気で既に総数4千万部売り上げ、1回の発行部数は400万部ですが、そのうち電子書籍は4万冊だそうで、伸びは無く紙の良さが見直されつつある”とのことでした。紙は4千年の歴史がございます。そんなに大きく変わらないのではと思います。大手印刷会社の倒産により民事再生の被害を受けており信用不安があります。1千万円稼ごうと思ったら一億円位必要です。本日ご出席の皆様のように無事12月を迎えられ来年を迎えられる事を厳しい中でも感謝をしたいと思います。感謝の気持ちを忘れず迎える事が大事だと思います。体を動かして会社を持ちこたえる事で悪い時ばかり続かないと思いますし良いことも必ずあります。組合員の減少もそれほど大きくありません。理事会での情報交換をしたいと思います。」寺川専務理事から本日の書面出席は5名との報告があった。第1号議案平成26年組合新年互礼会について事務局から資料に基づき説明をおこなった。「資料をお配りしておりますが、当日の役割は司会、寺川専務理事、開会挨拶、清水理事長、来賓祝辞は従来どおり大阪府印刷工業組合理事長、吉田忠次様、組合顧問で大阪府議の朝倉秀実様にお願いをしております。乾杯のご発声は大阪府紙工協同組合、理事長寺井正様にお願いをしております。乾杯の後、約10分程度で賛助会員様の自社PRをお願いしたいと思っております。閉会挨拶は澤田副理事長にお願いをしております。以上でございますが、〆切りは終わっておりますが現在の参加状況は組合員、賛助会員、来賓等々含めまして90名程度で昨年と同程度となっております。」第2号議案平成25年を振り返って「景況感等アンケートご協力のお願い」・・資料あり事務局から資料の基づき説明をおこなった。「このアンケートについては毎年実施しているものですが、回収率は約25%であります。それほど複雑なアンケートでもございませんので、是非ご協力方お願い致します。」富塚副理事長、寺川専務理事から、「25%程度ではアンケートの体をなしておりません。是非協力をお願いしたい。」との発言があった。第3号議案第40回機械技術(安全)講習会の開催について・・・資料あり平田理事(安全技術委員会委員長)から、資料に基づき次のとおり説明がおこなわれた。「1月17日(金)に第15回此花新春展に併せ午後6時からOMMビル1階で開催いたします。今回の紙断裁業務従事者特別教育講習は2時間キッチリの講習会となります。“胆管がん”の発生により労働局からの法令順守に対する姿勢が厳しくなっております。違反しますと50万円以下の罰金、下手すれば逮捕されます。これは“エライことだ”との事で今回の研修を企画致しました。労働安全衛生法では、・断裁業務に従事する人は特別教育を受けなければ就業できない。・紙断裁機はその日の作業開始前に点検の実施が決められている。・紙断裁機は1年以内毎に1回定期自主検査が定められており、その記録を3年間保存すること。等あらゆる企業に法令順守が厳しく求められています。講師料は5万円、テキスト代と修了証発行費用で2,000円/人の費用がかかります。労働安全衛生法では、今回の講習はこれらに基づき8時間の講習が必要なのですが、2時間の講習を受けて頂き、会社に帰って頂き6時間の講習をオペレータが受けて頂くとの事で運用をして頂く事としております。5万円の講師料は組合から負担、2,000円のテキスト代等も負担をしたいと思っておりますがご意見を伺いたいと思います。各理事から、・講習内容からみて大勢の方が参加するのではないか。・賦課金の見直しもしたところであり、何とか組合員の皆さんに還元したいとの思いもある。・1社1名負担で後は個人負担としてはどうか。・我々はここで色々と聞いているので内容が判るが、組合員の方々は内容が判らないのではないか。案内内容に法律がこれほど厳しくなったとの事を明記し危機感を持たせるべきである。・賦課金の見直しもあり組合負担との事だが本来このような企画が出されていることが値打ちがあり、テキスト代、修了証書は本来個人負担ですべき。・一般の人はピンとこないのではないか。現状も罰則は厳しいがこれからもっと罰則、罰金が厳しくなるとの周知が必要。・断裁メーカーは各企業に廻っていないようだが何故廻らないのだろうか。(企業廻りをしたいのだがウットオシがられるとの事を言っておられました)等々議論のあと結論として、・講師料は組合負担とする。・テキスト代等は受益者負担とする。とのことで、全会一致で了承され実施することとなった。
第4号議案その他@委員会の活動状況について(報告)・財政健全化委員会模様について富塚副理事長(財政健全化委員会委員長)から、財政健全化で検討を行っている「一部会制への移行(案)について」説明、報告がおこなわれた。「現状の部会構成は、事業内容の混在化等から時代にそぐわない部分が多々あるとの意見等もあることから、現在の4部会構成について新たな組織体制の移行について見直しの検討をおこなっております。検討スケジュールですが、@12月〜1月は忘年会、新年会の時期ですので検討(一部会制の)概略について周知。A2月財政健全化委員会(第6回、2月4日(火))と3月財政健全化委員会(第7回、3月4日(火)開催予定)の議論を経て結論を出し、それぞれ各部会総会(4月、5月)を開催し結論を求める事としております。B5月の本組合の通常総会で提案(報告)し了承を経たいと思っております。検討課題としては、@部会の名称は例えば「大阪工組、品種別(or業種別)専門部会(仮称)」A組織については、全を解体し新体制へ移行した場合、本組合に類似しミニ組合のようになるので現行の組織を一部残して実施したいと考えております。 ◆品種別専門部会――――――――書籍製本委員会・・・・委員長1 他に役員数人―手帳製本委員会・・・・委員長1 他に役員数人―紙製品製本委員会・・・委員長1 他に役員数人 ―商業印刷製本委員会・・委員長1 他に役員数人B役員構成については部会長1名、副部会長4名は各委員会の委員長が就任することとし、会計等役員数名を配置したいと考えております。C会計事務についてですが、書籍、商印部会は蓄財会費も多くありますので、当面の間は会費を無料とし蓄財から補うこととし、手帳、紙部会は当面の間現行の会費(2,000円)を支払って頂き、状況を見つつ全体の部会費の見直しを図ることとし当面は現行年会費相当額(約210万円)で運用することとしたいと思います。D本組合、部会の行事等の扱いについて極力一本化を図り、重複実施を避ける事とします。それにより経費の削減、日程の煩雑さを避けたいと思います。例えば新年互礼会は本組合に一本化し部会での新年会は廃止する。当然部会の総会も全体での開催となります。これについては現在も議論中であり、今後更に検討を進めていく予定です。」との報告がおこなわれた。
各理事から、・会費は1,000円となるのか。(A:最終目標は負担軽減の為に1,000円としたい。部会員数の多い少ないがあり、調整をしながら2〜3年後には一定のレベルに達すればその段階で見直しを図りたいと考えている。)・役員数が数名との事だが現状と同じ割合か。(A:特に縛りは設けないつもりであり、委員会は全製工連の専門員会対応の組織である。)・東京も書籍、雑誌は分けていない。・取りあえずは部会間の垣根を取ってやって行きたいとの思いである。賛助会についても色々な所に出席をして頂き会費も無料とし囲い込みを図りたいと思う。現状商印部会は無料扱いであるが、書籍部会は有料扱いとなっている。結論として、取りあえずこの方向性で進めていくこととするが、今後も財政健全化委員会で議論を詰めていくこととする。併せてこの部会の方向性が見えたら段階で理事数が多いのではないかとの意見もあることから理事数の見直しも並行して考えていきたい。更に理事から、・組合員の反対により一部会制が無くなることもあるのか。ある会合で状況報告をしたが全員が反対意見であったその様な場合は。との質問があり、富塚副理事長(財政健全化委員会委員長)から皆さんが反対すればそれもあり得る。との発言があった。A支部、部会等の活動状況について・書籍製本部会:12月7日(土)スイスホテル南海難波(花暦)で忘年会を開催。32名が参加し大盛況であった。・商業印刷製本部会:平成26年1月25日(土)午後6時30分から新年会を開催。現時点場所は未定。・紙製品製本、手帳製本部会は26年1月17日(金)合同新年会を開催。場所は「ふぐ安(宗右衛門町)【注:技術講習会が開催される為日程変更の要望があった】・西北、中央、城西支部の合同忘年会を12月14日(土)午後6時からANAクラウンプラザホテル大阪「末広」で開催。・東南、阪南支部の合同忘年会を12月21日(土)午後6時30分から千日前「和心」で開催。Bその他DVDの無料配布について山田理事から、次のとおり報告があった。「8月10日(土)に開催した4部会合同ビアパーテイーのDVDビデオについて“アジュールラボ”の製作により完成しましたので今回参加された皆さんに無料で配布を致します。PRを兼ねてお配りしますのでよろしくお願いをしたい。」
C事務局年末年始休暇について 平成25年12月28日(土)〜平成26年1月5日(日)
清水理事長から、次のとおり発言があった。@JP展が平成26年5月15日(木)、16日(金)17日(土)の3日間開催されます。印関連は我々のお得意先の大印工が主体となっておられます。製本組合も含め19団体で構成され、高野山法要、長寿会、JP展等の行事を行っておられます。JP展は多くの人を動員したいと思いますし、JP展開催近くの会場で理事会をするとか活動に協力をしていきたいと思っております。Aシュリンクパッケージ(熱収縮性プラスチックフィルムによる包装)を講談社が取入れるそうです。消費税の関係だそうですが、製本を何故シュリンクパッケージにしなければならないか。シュリンクパッケージの場合、定価、バーコードを貼った場合でも容易に返本がきくそうです。読者カードが無くなっておりますし、ヨーロッパでも全てシュリンクパッケージです。取次中心のシステムを替えていくのでしょうか。将来的にみていかなくてはならないと思います。消費税8%から10%へやり替えが面倒なので取次の形態を変えたいとの意向かもしれません。詳しく判ればお知らせをしたいと思います。
寺川専務理事から、本日が本年最後の理事会となります。専務理事として活発なご意見を頂きながら纏め切れなかったこともございますが、更に飛躍に向けて来年もよろしくお願いしたいと思います。
最後に岡本副理事長から、次のとおり挨拶があった。「シュリンクパッケージの事を初めて聞きました。立ち読みが出来なくなるのかも。私は一寸見て味見をする方なので残念です。秋から11月に掛けて中綴じはもう一つでしたが、紙屋さんは来年の2月から3月にかけて大増量をするのだそうです。消費税が上がりますのでそれを見越して動いております。年が明けますと忙しすぎて理事会に出席できない状況になるかもしれません。忘年会、新年会を楽しく過ごして頂きたいと思いますが、今後議論を進めなくてはならないことがイッパイあります。大いに議論をして頂きたいと思います。本日はお忙しい中ご苦労様でした。」
以上で理事会を終了した。
以 上